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フクロウを無償で里親募集する理由について…

私たちは犬猫の保護以外にも、ペット業界の殺処分問題に昔から取り組んでおり、ブリーダーの過剰生産閉店したペットカフェからも様々な動物を買い取り保護して参りました。

ただしフクロウの場合、保護したと言っても、無料で引き取ったような生体はおりません。

 

当園がタダで引き取ってきたと勘違いされている方もいらっしゃいますが、フクロウの場合、犬猫とは世界が全く異なりますので、こちらがお金を払って買い取ってきました。

1羽あたり20万~40万はザラで、100万円を超える生体もおりました。

お金を払ってまでフクロウを買い取って保護した理由としましては、廃業するお店のオーナーが気の毒だった事、売れ残りや殺処分がかわいそうで見過ごせなかったこと、それ以外の理由は、コロナ前までは保護動物園のバードスタッフが増えて、それを見にいらっしゃる入園者も増えれば、その利益で不幸な動物を保護する事業を拡大できたからです。

コロナ前まではフクロウたちの活躍もあり、下記のサイクルでたくさんの動物を保護することができ、特に猫を数多く助けることができました。系列店も全国に十店舗以上、増やすことができました。

​コロナ前

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​しかしコロナ過が始まってから、入園者数は激減し、特に観光地にあった動物保護の系列店(フクロウ系)は観光客を失って全滅、閉店しました。

​コロナ過

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観光地にあった系列店がコロナ過で全滅、閉店してしまった、もう一つの理由としましては、私たちはペット販売をやらなかったためです。

ここで詳しく説明しますが、もともと私たちはアニマルカフェとしてペット業界に参入し、このペット業界にいたからこそ、ペット業界の本当の闇を見ました。

そしてペットショップやブリーダーの殺処分問題や、違法輸入問題に反対意思を表明し、2017年以降は、ペット販売をすべて辞めました。そして、全系列店を保護動物園( 保護した動物のカフェ )事業に切り替え、収益源を入園料メインにしていたため、コロナ過に耐久できなくなったのです。

皮肉な話ですがコロナ過によって、頼みの綱であった入園料という収入源が一瞬で無くなり、その後も動物をペットとして売って稼ぐことはしなかったため、動物の維持費用の問題もあり、観光地にあった系列店は全滅してしまったのです。

 

コロナ過でまさか、外国人観光客も一切、来なくなるような事態は予測できませんでした。

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ただし当園とすれば、フクロウたちは今までいっしょに動物保護活動をかんばってくれたスタッフであり家族でした。

 

家族でしたので、系列店から避難したフクロウもすべて引き取り、どれだけ赤字がつづいても自腹で補填してギリギリまで里親に出さず、売ることもせずに、当園で保護してきたのです。

しかし2021年、4度目の緊急事態宣言と長引くコロナ過による景気悪化に伴い、入園者数は頭打ちとなり、遂に保護シェルター収容数も限界となりました。

入園者数は減る一方ですが、動物たちの飼育費用は変わらず24時間かかり続けます。

当園にはフクロウの他にもたくさんの動物がいます。しかし100羽以上いるフクロウたちのエサ代、お世話にかかる人件費が実は一番、高いため、どうがんばっても赤字になってしまうのです。コロナ過になり、フクロウを見に来る人はほとんど減りました。

このままではフクロウを飼い続けることはおろか、保護犬、保護猫たちも全滅してしまうのです。

このような理由がありまして、苦渋の決断でフクロウの里親も募集する事となりました。

たしかにお金は必要です、一度は売ることも考えました。しかし、それではペットショップと変わりなく、私たちが今まで行ってきた動物保護活動の筋が通らず、信念に悖ります。

色々考えました結果、コロナ過で暗くなった世の中に社会貢献することこそが私たちが進むべき道との結論に至りましたので、フクロウも里親を募集して、生体料金は一切いただかないことにいたしました。(※保護猫のみ、医療費の問題で譲渡手数料を頂いております※)

ただし、譲渡の条件としまして、エサのみ当園からご購入ください。

これにはもちろん当園の施設維持と、今後の動物保護活動のために、できれば当園からエサを買っていただきたいという経済的な理由もあります。

しかし当園からエサのご購入をお願いする一番の理由としましては、猛禽業界、一部のペットショップは密輸に手を染めている業者がいるためです。もちろん里親様にはその実態は見えませんので、仮にそのような業者からエサを直接買ってしまえば、たしかにエサ代はもっと安くできるかもしれません。

 

しかし、結果的に私たちの譲渡したフクロウで、その手の業者が儲かれば儲かるほど、さらに密輸が増え、不幸な動物が販売されてしまいますので、殺処分の無限サイクルも終わることが無いのです。

つまりフクロウを無料で里親に出しても、エサの購入を自由化してしまえば、いずれにしても里親様はどこかの業者からエサを買うことになります。

何も知らない里親様がエサを買うために悪い業者に当たってしまえば、結果的に悪い業者を肥え太らせることにつながってしまい、私たちの動物保護活動の意味も、フクロウの里親募集の意味も無くなってしまうのです。

私たちは長年、ペット業界の裏側を見てきたからこそ、ペット販売はすべて辞め、保護動物園、動物保護施設を作ることにしたという経緯がございます。

我々の思いを無視して「タダでもらえるなら飼いたい」「できるだけ安上がりに飼いたい」という方からのお問い合わせが増えて参りましたので、あえてこの文章を掲載させていただくことにしました。

以上、本来、フクロウはとても希少で手に入りづらい生体です、当園の保護活動の趣旨をご理解くださり、一生大切に飼ってくださる方のみ、ご応募ください。

※弊社は民間経営の保護施設ですので、単身者様、高齢者様、賃貸住宅の方をその理由だけでご応募拒否することはございません。

※ご来園時のご入園料は必要です。(説明にかかる人件費、施設維持費用としてご了承ください)

※お申込み先着順に審査、ご応募者が多い場合は、審査通過者で抽選となります。

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【必須条件…フクロウの安全のため】

・一生大切に飼うお気持ちのある方

・当園までお迎えにご来園いただける方

・当園でエサをご購入いただける方

(飼い方もサポート致します,)

・動物保護活動の趣旨をご理解いただける方​

・ペットショップや獣医の言うことを鵜呑みにせず、柔軟な発想を持って飼える方。

【おことわり】

※無料目的の横柄な方や、上から目線の方はお断りしております。

​※ペット販売業者の方はお申込みいただけません。

​※動物愛護法上、対面での説明と審査が求められております。

※ペット販売業者の方はお申込みできませんが、一般の法人様は歓迎です。オフィスやお店の癒しとして飼いたいというご要望にお応えできます。保護動物を社内の癒し、従業員への福利厚生として飼われる法人様も増えています。

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