梟の飼い方 最新版2022年
獣医にかからず健康に
「20年、30年、40年」長生きさせる方法( 悩んだときにお読みください )

ねこのすフクロウ自由放鳥、繋留していません。シベリアワシミミズク_edited.jpg

1998-2022

​体調不良。動物病院に駆け込む前にお読みください。

フクロウの具合が悪くなってしまう要因は実に様々です。

鳥類は基本的に「元気なフリ」をする生き物ですので、飼い主が具合が悪いことになかなか気がつけない場合があります。

犬猫や他のペット動物と比べるとフクロウはとても繊細なので、ほんのわずかな小さなミスを重ねることで、だんだんと具合が悪くなって行きます。
 

しかし初期段階の体調不良はまだ病気とは言えません。

免疫力、自然治癒力で治せるケースが多々ありますので、当園でフクロウの里親になってくださった方は、今、現在、どのような状態なのかをサポート担当まで詳しくお教えください。

ここで焦って獣医に頼り、下手に薬物投与すると、フクロウはその薬が原因であっけなく死んでしまうことが本当によくありますので​、まずはこの文章をじっくりお読み頂ければ幸いです。

薬はリスク

我々はフクロウの飼い主の失敗事例(死亡した)を統計的に検証してまいりましたが、その結果、ある一定のパターンがあることに気がつきました。

そのパターンとは、だいたい下記4つの順番に進み、すべての原因が複合的に絡んで死に至っている点です。

異変に気がついてから、だいたい1か月以内~1,5カ月で死亡します。

 

ただし​これはほとんどの場合、フクロウが病気や老衰で死んでしまったのではなく、飼い主が異変に気がついてからの処置を間違って、獣医もひっくるめて様態を悪化させてしまったのであって、原因はほとんど人災であった場合が多いのです。

1・環境的要因

※飼い方のわずかなミスの積み重ねで、ある日「具合が悪そう」と、気がつく(昼夜の寒暖差、湿度の変化、脱水には特に注意)

2・エサのミス

※具合が悪そうだ、食が細い、と心配になり、我流でいろいろなエサを与えて余計に悪化する(下手なエサ作りは病気の元)

逆に食べ残しが多いという理由からエサを減らしてしまう人もいます。(これは絶対にNG!)

3・特定コミュニティからの間違った情報

特定のフクロウコミュニティ(SNS)に入って相談したり、飼い主同士の情報に頼ってアレコレ試しているうちに、洗脳合戦に巻き込まれて何を信じていいかわからなくなるか、そこの誰かの言う事を安易に信じて、間違った飼い方(特にエサの交換)を続けてしまう

(自称プロの発言には要注意、自称プロでもせいぜい3羽くらいしか飼ったことが無い。たとえ10羽でも我々から見たらぜんぜん少ない)

4・獣医のミス

※それでも改善されないため獣医に行く。だいたいここで何かしらの投薬が行われるか入院となります。

しかしこの業界、ヤブ医者が多く、医療ミスも本当に多いので、自然治癒や免疫力の改善を無視した投薬治療で余計に具合が悪くなり、多くの場合、これで帰らぬ結果となります。

(獣医は基本信用しないこと、何件かハシゴしてください)

フクロウは何か一つの原因だけで病気になるというよりも、実に細かいいろいろな要因が絡み合った結果、だんだん具合が悪くなって免疫力が低下して死んでしまうのです。

フクロウの異変に気がついて焦った飼い主の多くは、我々の忠告を無視して、本当にこの1~4のパターンをやってしまいがちです。

(だからまずは必ずご一報ください)

残念ながら今の日本の獣医に飼育環境の深い部分まで洞察できる人はほとんどいませんし、多頭飼育で熟練した飼い主もそうそうおりません。ある悪徳ブリーダーは大量にフクロウを飼育繁殖していますが、大量に死亡させているのも事実であり、すべて長生きさせられているわけではないのです。

 

特に獣医に駆け込んだ場合、すぐに投薬、入院、手術という流れになりがちなので、今の日本医は医療的なデータも圧倒的に不足しています。

実際の所、獣医自身が病気の本当の原因は何か?フクロウとは何か?を、ほとんどわかっていません。

病気になる原因は、エサだけ、環境だけ、ではありません。

メンタル面も含めて、あらゆる角度から原因を追究しなければわからないものです。

くれぐれも獣医に行けば安心ということは絶対にありません。

※我々は職業柄、北から沖縄まで、ものすごい数の獣医に通いました。その結果、獣医の大半は信用ならないという事実に気がつきました。

フクロウが死んでしまった場合、我々も統計データと併せて考察を繰り返しましたが、ほとんどの飼い主は、1~4の順番に進んで、獣医の医療ミスでトドメを刺されるというパターンが本当に多いのです。

フクロウは海水魚と同じくらい繊細。

海水魚は水質が落ち着けばカンタンに飼えますが、水質が落ち着かないとカンタンに死んでしまいます。

これと同じでフクロウも環境やエサが安定していれば、わりと安定して飼うことができます。

それどころか犬猫より病気をしなくなります。

水槽で海水魚を飼ったことがある方ならお分かりになるかと思いますが、海水魚を水槽で飼えるようにするためには、まずは海水という「海」を人工的に作って水質を安定させ、それを維持しなければなりません。(この海水が結構むずかしいのです)

それにはそれなりの知識と経験、維持費用も必要です。

エサをちゃんと与えていても、水質が悪ければ魚は死んでしまいますし、水質をうまく作っても、エサを間違っていれば魚は死んでしまいます。エアーポンプやヒーターが切れると全滅します。

一度、弱ってしまった魚を病院で治すのは至難の業です。

これと同じことで、フクロウも海水魚と同じように繊細だとお考え下さい。フクロウは安定した環境が崩れるとあっという間に具合が悪くなり病気になってしまいます。

したがいまして、引っ越し後、落ち着くまでの数か月がまずは鬼門であり、その後、季節の変化や環境の変化に合わせて、飼い主様が適切な対応ができるかどうかがカギとなってきます。

日本の四季はフクロウの種類によっては過酷です。

あなたのフクロウは何フクロウですか?

元々どこの国に住んでいましたか?

まずは室温、湿度の見直しと改善を

​目隠しや、隠れる場所はありますか?

もし、フクロウの食が細くなったり、下痢が続いたり、元気がなくなったと思ったら、まずは、日本の四季を考えてみましょう。

日本は季節ごとに平均気温が上下し、昼と夜の寒暖差もとても厳しいです。

北海道、東北、関東、関西、九州、沖縄、はたまた標高差によって、気温も湿度も、季節ごとにものすごく変化しますので、どのエリアでも「エリアごとに適した飼い方」というものが存在します。

エリアごとの気温と湿度の変化にフクロウがついていけなくなると、体調を崩します。

▼四季ごとの温度変化の検証

したがいましてまずは最初に、今、あなたがフクロウを飼っている場所の1日の温度変化を徹底的に分析してみる必要があるのです。

小型や南方のフクロウは寒さに弱く、暑さには強い。

大型や北方のフクロウは寒さに強いが、暑さには弱い。

これを踏まえて季節ごとの対策が必要です。

特にだんだん寒くなっていく「秋」は、多くのフクロウにとって要注意の怖い季節です。

逆に北方のシロフクロウやカラフトフクロウは「春」が怖い季節になります。

 

あなたがフクロウを飼っている場所、昼夜の寒暖差は…?

​チェックポイント。

・窓際に置いていないか?

・玄関近く?

・キッチン近く?リビング?

・家の気密性は?

・換気効率は(部屋に換気扇はあるか)?

​・床に近いか?床から高いか?

・ヒヨコ電球、ヒーターの有無?

・エアコンの風が直撃していないか?

そしてその場所、昼夜の寒暖差、湿度の変化はどれくらいかを測定して、フクロウの種類ごとに体に負担がないかを分析します。

窓際や玄関近くは、夜間、外と同じくらい冷え込みます。

人間が布団で寝ている時間ほど寒い。

これに気がつかないと、気温変化について行けずにフクロウが体調を崩してしまっていた、というケースが実によくあるのです。

▼生活環境の分析

フクロウは鼻は利かないが、耳はとても良い。

そして目がすごく良い。

次に、生活環境も分析します。

・静かすぎないか?

・逆に生活音がうるさすぎないか?

※静かすぎる環境は、落ち着ける反面、わずかな物音に過敏になって警戒心が強くなっていきます。そして生活音がうるさかった日はエサを食べる量が減ったりします。

これは賛否両論ありますが、シーンとした静かな環境より、ある程度、生活音や音楽がある環境に慣らしたほうが「自分の他にも、いろいろいるんだ」という感覚になって落ち着いていきます。まさに当園の多頭飼育環境が良い例です。

しかし逆にいつも静かすぎてフクロウが「ここには自分しかいない」と認識してしまうと、音や人間に過敏になって行きます。

・他のペットはどの距離にいるか?

・目隠しはあるか?

※隠れる場所がないと落ち着かないため、エサを食べる量が減り続け、免疫力が下がって具合が悪くなります。

・テレビは見えるか?見えないか?

・かまいすぎていなかったか?

・都会か田舎か?窓からどんな景色が見えているか?

・天敵の鳴き声は聞こえるか?

※フクロウに窓の外の景色を見せてあげることは精神衛生上とても良いことであり、日光浴も大事な事です。

しかし、都会の窓と、地方都市の窓、山間部や海辺の窓、田舎の窓ではフクロウから見える動物が違います。

フクロウには人間にはほとんど見えない遠い距離にいる動物も見えています。

エサを食べなくなった原因は、窓の外に見える動物のせいだったりもします。

テレビに出ている動物系のキャラクターや目の大きいアニメ画像にも恐怖を感じている場合があります。

※黒目が大きなものほど外敵に見えているようです。

都会の窓、梟の飼い方。ねこのす_edited.jpg
カラスに注意、ねこのす、猫の巣、梟の飼い方_edited.jpg
トンビに注意_梟の飼い方、ふくろうの飼い方、ねこのす.jpg

都会と田舎、窓から見える動物も、飼い主ごとに違いがあります。

つまり、都会ではない山間部や海辺の街、田舎の窓から見える景色には、フクロウの外敵であるワシ鷹やトンビ、カラス、大型の四つ足動物が見えている場合があるのです。

(小型、中型フクロウはカラスに勝てませんので恐怖の対象です)

 

逆にワシ鷹、トンビ、カラスにもあなたのフクロウが見えています。窓越しにそれらの自然動物を一切、見せるなとは言いませんが、外敵にずっと警戒していた結果、エサを食べる量が減っていた、ということもよくあるのです。

と、このようにフクロウの具合が悪くなったり、食が細くなる理由には環境的要因も多種多様にありますので、まずはご相談ください。

初期段階の体調不良は病気ではない場合がほとんどですので、環境的要因を改善して、適切な栄養を与え、免疫力、自然治癒力を高めていけば健康に戻ります。

ところが、獣医のホームページには、この逆で「すぐに病院へ」と書いてあるケースが多いので、経験が少ない飼い主は余計に判断がむずかしくなり、焦ってしまうのです。

しかし、ここでエサをアレコレと変えてしまうと、腸内細菌バランスが崩れて余計に具合が悪くなったり、本当の病気になったりします。

そしてまだ病気でもないのに、焦って病院に駆け込んでしまいますと、移動と獣医に触られるストレスでさらに弱らせてしまう上、血液検査されて「何かの数値がおかしいから」と言う理由で十中八九、薬物治療を進められてしまいます。

(おかしなことに、この血液検査は獣医ごとに異なる結果が実に良く出ます、だいたい獣医を3軒ハシゴしてみると、そのいい加減さが良く分かることでしょう。猛禽関係には絵にかいたようにモラルの低い本物のヤブ医者が存在します。)

しかし忘れてはいけないのは、ほとんどの薬は毒だという事です。

実はフクロウには薬物耐性がほとんどありません、それをよく知らない獣医の投薬ミスで数週間後に死亡、というケースが本当によく起こるのですが、死人に口なし、真実は闇の中に葬られてしまいます。

実は獣医で投薬、処方される薬の容量とは、その獣医の胸三寸や経験に依存することになる為、薬剤選びも配合比率も獣医の目分量、またはテキトーであったという真実はほとんどの方は知りません。

犬猫は数千万頭という犠牲のもとに確証ある医療データもありますが、フクロウには全くと言っていいほどありません。ですので我々は「獣医にかかること自体にリスクがあり、頭から信じてはいけない」と何度も言っているのです。

獣医の他にもフクロウを1羽~2羽程度、飼ったことがあるくらいの経験で「その飼い方はダメだ、エサがどうのこうの」と人に指導している自称プロも多い世界です、とある有名な「フクロウの飼い方サイト」内で、リンクが貼られているフクロウ販売店の大半は実は密輸に関わっていたという真実などは、多くの人は全く知らない世界なのです。

フクロウの体調不良が疑われた場合は、まずは飼育環境の分析を。

わからない事はオーナー様専用サポートまでご相談ください

カラフトフクロウ、ねこのす猫の巣。梟の飼い方。_edited.jpg

カラフトフクロウだけはなぜかフクロウの中でも義理堅く、ロシアでは人間に恩返した記録が何件か確認されています。当園のカラフトフクロウも人間の感情の機微を他のフクロウより敏感に読み取っています。

2005-2022

​基本的な考え方。森の神様として祀りましょう。

統計的な結論として「馴れるが、懐かない」生き物です。犬猫のようなふれあいをお求めの方には向かない生き物です。観賞用と割り切って、なるべく自由な環境で飼ってあげてください。

性格には生まれ持った個体差がとてもあり、フクロウにも人間同様、いろいろな個性があります。人間が手を尽くしてもまったく慣れない子もいます。基本、警戒心の強い不思議な生き物です。

ネットで見かける「べた馴れフクロウ」は、もともと大人しい性格であった場合も多いので、実は飼い主や販売ショップの技量は全く関係なかったという場合もあります。

 

我々の経験上、ヒナから育てる(インプリントすると)と小型はそれなりに人に馴れる場合も多いのですが、それでも犬猫やインコの様には、まずなりません、イメージ的には爬虫類に近いと思ってください。特に大型、中型は大人になるともともとの性格や習性が色濃く出てくる為、子供の頃とは性格が豹変して攻撃的になる子もおります。

そもそもペットショップやフクロウカフェでは、よく馴れている大人しいフクロウから売れていくのであり、ネット上で見かけるフクロウ人がなつくかのようなイメージはかなり偏った断片的な情報である、ということを忘れてはいけません。

逆に慣れていないフクロウや、人に威嚇するフクロウは買い手が本当に現れづらく売れませんので、SNS上に出てくることもほとんどありません。

健康状態が悪ければなおさらです。そしてそのような子ほど売れ残ってはペット業界の闇に葬られているのが現実なのです。(私たちはそんな動物もたくさん保護してきました)

とにかくフクロウに対して、犬猫やインコのような関係を無理やり求めるとフクロウによっては苦痛に感じて不幸になり、早死にしてしまう場合もあります

したがいまして「神様を祀る」くらいの感覚で飼ったほうが結果うまく行きます。ただし、動物には人間が失った第6感、7感がありますので、本当に心から接すればもちろん通じ合うこともできます。時間をかけて利他的な愛で心からひたすら根気よく接すればですが…

梟とカピバラとニワトリ_梟の飼い方.jpg

当園「ねこのす」では基本的にフクロウをつながずに何十羽と24時間、自由放鳥しています。十分なエサを与え、常に自由にさせることで写真のようにニワトリや草食動物のカピバラと仲良くなれるフクロウもいるのです。

1996-2022

フクロウを飼う文化。日本は特に浅い。まだまだ研究の余地があります。

当園はフクロウを24時間つないで飼う方法は推奨していません。後述しますがフクロウをペットとして飼う文化は大航海時代の後、ヨーロッパ、特にイギリスへ世界中から持ち帰られたフクロウが繁殖させられ流通していったという流れがありますが、ペットとしての歴史は100年あるかないかであり、飼っていた人の人口も世界的にかなり少ないため確固たるデータも他の動物より極端に少ないのが現状です。

日本でフクロウがペットとして飼われ出した歴史は、戦後、高度経済成長期からペット産業の勃興に乗せられる形で、主に鷹匠系の人間がペット販売に参入してヨーロッパ圏や発展途上国から輸入され鷹と同じようにフクロウも紐につないで販売されるようになっていきました。

鷹と同じような扱いになって行った背景は、そもそもフクロウは犬猫のような需要が無いため、逆にそれが参入障壁となって鷹匠系の人間が独占的にフクロウを販売できた事と、フクロウに対する知識不足と併せて日本の住宅事情から、放し飼いや大型ケージで飼って販売するのは難しかったからだと推測されます。

鷹とフクロウは近縁種ですらない、別の生き物。

しかし、間違えてはいけないのは、フクロウと鷹は生物学的に近縁種でもありません。どちらも猛禽というくくりにはなっておりますが、まったく違う生き物です。

それなのに日本ではなぜかフクロウも足をつないで飼う方法が当たり前のように定着してしまっておりますが、それはもともとは鷹をつないで調教して飼う文化、係留(けいりゅう)の方法を、そのままフクロウに当てはめていたものにすぎませんので、本当にそれがフクロウの生体的にベストであるかどうかは、まだまだ研究しなければならないことであり、我々は懐疑的に思っています。

なぜならフクロウは自由を好み、おもちゃで遊んだり、巣作りをしたり、探検したり、夜中に運動会をしたり、隠れることが大好きな生き物だからです。特定の種類は群れたり、仲良しグループを作ったりもします。

逆に足を1日中つながれて、隠れ場所も無い生活を強いられると個性を失って心が死んだようになってしまいます。

こうなった状態を「扱いやすくなった」「大人なしい子だ」と、考えるかどうかは、人それぞれの主観になってしまいますが、我々はなるべく自由にさせてあげたいと考え、業界に先駆けて「放し飼い」を実践して参りました。

たとえば鷹の様に、狩りの時には思う存分、空を飛ばして狩猟本能を満たしてあげるなら「係留飼い」もわかるのですが、多くの方は鷹との因果関係は考えずに、ペット産業や鷹匠系コミュニティの同調圧力から、フクロウもほとんどの時間をつなぎっぱなしにして飼うことが普通で当たり前だと思ってしまっているのです。

鷹狩の文化は紀元前2000年以上前から世界中で確認されていますが、フクロウはその習性上、鷹狩りのように狩りで使うことは至難の業というより、ほぼ不可能です。知り合いの鷹匠でいろいろと試した人がいましたが、結論、無理でした。(逆に逃げて回収が大変でした)

たしかにエサで釣って訓練すればフリーフライトはできます。そしてあきらめずに調教すれば1000羽中1羽くらいは、もしかしたら狩りもできるようになるかもしれまん。

しかし、それがようやくできるようになったとしても人間がフクロウを狩りにつかうのは非効率すぎてバカバカしいので、どの国でも文化としては残っていないのです。

2006-2022

(フクロウの餌)

​ヒヨコに栄養が無いと言い切る愚かな獣医。お宅の勧める養殖マウスは安全か?

都内の(インコ界では有名)某獣医がヒヨコ否定派で、やたらマウスを勧めて来る場合が多く、それに影響された人が間違った道に進んだ結果、ロストしてまう場合がけっこうありますため、ここに追記しておきますが、ヒヨコに栄養が無いと言い切る獣医はフクロウの飼育に関してはほぼ素人であり、長期に渡って多頭飼育した経験もありません。現に、ヒヨコがメインの餌でも何十年も生きているフクロウがたくさんいますし、ヒヨコの羽の色が足などに色素沈着してそれが原因で死んだりもしないというのが我々の統計結果です。

(※くれぐれもエサで与えるのはヒヨコだけでない※)

逆に、その獣医が勧めた(肥育ホルモン入り)「養殖マウス」や、薬の副作用で殺されまくっているフクロウが、かなりの数いることをここに告発しておきましょう。(我々もその昔、この獣医にやられた被害者なのです。入院中ナニを食べさせた?)

 

ちなみに入院中、餌を与える係の助手や看護師、新人研修医がエサの内臓処理をちゃんとできるレベルかどうかが全く不明なのも、入院させる時のリスクと言えるでしょう。

たしかにマウスは野生のフクロウの食性には近いですが、野生のマウスと養殖マウスは全く異なるものであり、ペットとして流通しているフクロウ自体がそもそもが野生で育った個体ではありません。

またフクロウのブリーダーの大多数は日本でも海外でも実はマウスを常用していません(コストが高すぎるため不可能)、つまりペット用に流通しているフクロウの大半はヒヨコまたはウズラをメインに食べて育っています。

このようにマウスを主食にして育っていないフクロウは、腸内フローラ構造がマウスで整っているわけではなく、また、野生の食性とは完全に異なっています。

つまり、今まで食べていなかったもの(マウス)を主食として急にエサを変えた場合、それによってフクロウの体長にどんな悪影響を及ぼすかをほとんどの獣医が理解していないので、獣医によっては机上の空論から「マウスにしろ」と言ったり、病気の因果関係をヒヨコのせいにしている場合が多いのです。

くれぐれもヒヨコ自体にに栄養が無いとか、ヒヨコが病気を招く原因なのではなく、飼い主が自分でエサの内臓処理を行う際、ヒヨコが本来持っている栄養価を無くしてしまうようなカット方法や、エサの交換時間に問題がある、というのが正しい解釈になります。

ほとんどの飼い主はヒヨコの内臓処理の段階で、レバーなど栄養のある部分を見分けられずに切り捨ててしまったり、血を抜きすぎてしまったり、腐敗している卵黄を正しく処理できていません。

このために栄養不足や食中毒を引き起こしてしまうことが問題なのです。

※逆に成長したうずらやマウスの内臓は糞まみれなので、素人にはもっと処理が難しくなるのです。

フクロウはとてもマイナーなペットのため、ひよこやマウス、ウズラの内臓処理のやり方を食肉の解体くらい細かく教えている本やセミナーはありませんし、獣医でも内臓処理の細かい方法は教えてはくれませんので、飼い主が屠殺場で勤務した経験でもない限り、内臓のそれぞれの構造をわかるはずがありません。

ちなみにヒヨコはレバーが小さく分かりづらいので、多くの方は内臓処理の際、捨ててしまったり卵黄と一緒に潰してしまったりしますが、フクロウにとってレバーのビタミンAは非常に重要で、慢性的なビタミンA不足が引き金となって白内障や肝臓、内臓系の病気を引き起こすのです。

エサを丸呑みで食べる大型より、丸呑みしない中型、小型種ほうがビタミンA不足に起因した病気になる確率が高いところからも、レバーしっかり与えないとどうなるか?の因果関係が統計的にわかります。

フクロウへの愛情からエサを細かくカットして、大人になったフクロウにも手やピンセットを使ってエサを与えている飼い主もおりますが、この場合、エサの栄養部分をちゃんと理解した上で、すべての栄養部分を食べさせないと、長期的に見て栄養不足を招き、病気にさせてしまいます。

こうしてフクロウが内臓系の病気になった場合は長期的な栄養補給と食事療法が必要なのですが、内臓疾患になったフクロウを薬ですぐに治せると思っている西洋医学傾倒の愚かな獣医は、薬物治療という選択肢で短期的な解決を試みようとしますが「薬はリスク」です、くすrフクロウにとって毒物であるという事を飼い主も十分に理解しなければいけません。

以上、獣医の医療ミスや、間違った知識によって殺されてしまったフクロウ達のために、あえてこの文章を書き記しました。

※ちなみにステロイド系薬剤も方々の獣医で良く投与されますが、これはほんのちょっと分量が多いだけでフクロウは副反応を起こし、あっけなく死んでしまいます。

そもそもどれくらいの分量がフクロウにとって適量かは、統計データの少なさから獣医自身もわかっていません。

獣医Lは薬の成分や中身を恣意的に非公開にしているのは自信がないからでしょう。

どこの獣医でも、血液検査、バリウム、レントゲン、という検査を行い、獣医それぞれの経験則から 「おそらく、たぶん、この薬だろう」というギャンブル的な投薬が行われて、結果的に動物が殺されてしまっているのが現代のペット医療の闇なのです。

犬猫の治療精度が高いのは「今まで世界中で何百万頭という犠牲があったから」という現実を忘れてはいけません。

1997-2022

​エサ。何を与えるか?エサの主軸は決めていますか?

エサの主軸が腸内環境を整えます。

​※フクロウのエサは本当に微妙なものであり奥が深いので、我流でやったり、獣医や特定のコミュニティでの意見を聞きすぎても良い結果にはつながりません。体調不良やお困りの場合はご相談ください。あるゆる角度から分析して、エサの配合比率も調整いたします。

フクロウのエサにつきましては、飼い主、販売店、ブリーダー、飼育本、獣医ごとに様々な意見があり、中には間違った情報も飛び交っているので本当に注意が必要です。

ただしエサの正解は、そのエサで「どれだけ健康に長生きできたか?」これが正解になります。

もし内臓疾患や原因不明の病気で命を失ったとしたら、エサの選定や加工時の内臓処理に原因があったと見るべきあり、それくらいエサに起因する病気も多いのです。(エサが生ものゆえに難しいのです)

当園は基本的に、冷凍ひよこ、ミルワーム(乾燥でも可)、たまにネクトンBIO(※ビタミン剤、サプリ系は餌に直接かけると、餌の味が変わって食べなくなる場合があるので、水に混ぜて飲ませる分だけ直接飲ませてください。)、の組み合わせを主食(主軸)に、他の餌(主にマウスですが内臓処理はくれぐれも慎重に)もケースバイケースで与えますが、主軸は守ってください。

と言うと「ヒヨコは栄養が少ない」と言うヒヨコ否定派の獣医も現れるのですが、そこまで言い切れるほど栄養が無いわけではありませんし、実際にフクロウたちが長生きできているという歴然とした統計結果がありますので、長期間に渡り大量飼育したことがない人の主観的な反論意見は確証性に欠けます。

ただし、くれぐれもひよこだけを与えるというわけではなく、ひよこを主軸に与えて、不足しがちな栄養素はケースバイケースで他のエサを混ぜて補うのが正しいのです。またフクロウの種類ごとに、使う餌の配合割合ももちろん変化しますが、ひよこには多大なメリットがあるのも事実です。仮に、本当にひよこがダメなのであれば当園もすでに100羽以上が全滅しているはずですが、20歳過ぎの子でも健康です。あくまでも、ひよこを主軸にしたエサの組み合わせに確証性と汎用性があるため当園は主軸として推奨しております。他には乳酸菌無糖ヨーグルトも時々、与えます。(年齢や健康状態でエサの内容も変わりますが、基本は無添加、自然に近いものしか与えません

逆に、エサの主軸を決めないまま、飼い主主観であれこれ色々と与えすぎてしまうと体調管理がとても難しくなります。

この点は里親応募の際にも詳しく説明いたしますが、飼い主が良かれと思って下手に色々なエサを与えてしまい、フクロウの腸内細菌のバランスを崩してしまうことが一番危険なのです。つまり主軸をずらすと簡単に腸内細菌バランスが崩れます。

1日にエサを与える回数は?

※エサを与える回数はフクロウの種類ごとに決まった量を1日1回(夏場は2回にわけてもOK)置き餌で与えます。(※ただしヒナ鳥の場合は置き餌ではありません。この話は、あくまでも成鳥の場合と考えてください)毎回、手から食べさせる方法もありますが、それに慣れさせすぎると、それをやり続ける必要があります事と、エサの部位的な栄養素を知らない方がそれをやり続けると栄養が長期的に偏る場合があります。

また生体によってはそれがストレスで余計に食べなくなったり、人嫌いになる場合があります。従いまして、置き餌にして「食べたい時に好きなだけ食べてもらう」という方法を基本としてくださいでも、どうしても手から与えたい」という方は、特にエサのビタミンに気を付けながらフクロウの機嫌を見ながら慎重に…

「うずらとマウス」について。実はリスクもあります。

うずら」についてはフクロウのエサに加工する際、上級者以外は内臓処理や小骨の処理が難しいため、間違った内臓処理をしていると長期的に見て、予期せぬ病気を誘発させる可能性があります(うずらの内臓には寄生虫がいる確率も高いため、内臓処理が甘いとフンから寄生虫が出ることもあります。)

また、ご自分で内蔵処理する際は、うずらの羽や骨を取りすぎるとペリットがうまく生成できず早死にさせる原因になるのでご注意ください。(くれぐれも血を抜きすぎないように)。

後述しますが、エサ用に日本で流通しているうずらは、くれぐれもすべて安全なわけではありません。

それは養殖の過程で野生のフクロウが絶対食べないような(食品添加物、抗生物質まみれ)の状態になっている場合があると言えばわかりやすいでしょうか。

「マウス」については野生のフクロウの食性に近いという点では、うずらより良いと考えています。ただし野生の野ネズミと養殖マウスでは成長過程が完全に異なり、養殖の際、与えている食べ物の問題や、衛生面でも野生と一致しているとは言えないため、当園では慎重に内臓処理したものだけを与えております。※幼少期のシロフクロウはマウスの栄養が必須です。

マウスをご自分で使用する時の注意点は、腸内に腐ったものや人工飼料の残りが滞留している場合がありますので内臓処理は慎重に行ってください。

エサ用のうずらとマウスは栄養価が高いと言われる反面、ヒヨコより大きく劣っている点もあります。それは、ヒヨコは生まれてすぐにエサに出荷されますので衛生面でとても優れていますが、多くのマウスとウズラはエサとして出荷されるまでの数か月、人工飼料で養殖されているという点に着目してみてください。

これはもちろん、その養殖場によって品質が異なりますのですべてが同じとは言いませんが、我々はここに残留農薬と同じ危険性があると見ています。養殖の過程で肥育ホルモン剤や抗生物質入り飼料を大量に食べさせられているので、何かしらの病巣疾患を持ったまま育っている場合もあるということです。

そもそも日本で流通しているエサ用に養殖されたうずらとマウスは人間の食品のような安全基準というものが適応されていません。つまり早く安く育ててエサとして出荷するためには何でもアリなのです。

成長の過程でいろいろ悪い人工飼料や、抗生物質入りのエサ、肥育ホルモン、または何かしらの悪い物質が体内に蓄積している可能性が非常に高いため、そのようなエサを与え続けることでフクロウは病気の原因を取り続けていることになります。

つまり多くの食品添加物を取り続けていると、人間もいつか病気になってしまうのと同じ原理ですが、生ものを食べているフクロウは化学物質にほとんど耐性が無いため、特に注意が必要なのです。

ちなみに鷹のエサには良くうずらが使われますが、鷹とフクロウではうずらを与えた時の「食べ方」に決定的な違いがある事と、生物学的にはフクロウは鷹の近縁種ですらないので、両種を同じ猛禽として比較検討すること自体、間違っています。

最後に、ひよこをエサに与える事を完全否定する獣医がいる反面、マウスを完全否定する獣医もいます。

しかしどちらの意見も、現段階では獣医の主観的な意見である場合が多いため、くれぐれも一人の獣医の言う事だけを鵜呑みにしてはいけません。

エサの正解は、そのエサでフクロウ何羽を何年間、健康に飼えたか?で導き出される統計数字が正しい答えになります。

2007-2022

​飼育環境。温度、湿度、目隠し、除湿器

フクロウの種類ごとに元々、住んでいる地域の気候に近い環境が望ましいのですが、基本的には「大型、中型フクロウは寒さに強いが、暑さに弱い。」「小型フクロウは暑さには強いが、寒さにとても弱い。」とお考え下さい。気を付けるべきは秋冬の昼夜の寒暖差。そして、春、夏は湿度と最高気温です。湿度が高いと様々な病気を誘発しますので、除湿器は必須とお考えください。北方のフクロウほど日本の春夏は気温上昇に気を付けなければいけません

また、警戒心が強いので、環境が落ち着かないと餓死するまでエサを食べないことがあります。

環境に落ち着ちついてエサをちゃんと食べるまでは、半日はケージのすべての面をタオルや段ボールで覆って(空気穴は必ず確保)目隠ししてあけてください。真っ暗でもフクロウは大丈夫です。また犬猫など4つ足の生き物をとても警戒しますので、近くにいるとエサを食べなくなります、他の動物やテレビが見えない環境を作ってあげることも大切です。

2008-2022

​エサ。交換時間?病気にさせないために

フクロウのエサは基本的に生モノですので、必ず1日以内に腐敗します。腐敗した状態のものを食べさせ続けるといずれ必ず病気になります。内臓系の病気になるとまず助かりません。フクロウの病気はだいたいエサから来ます。注意すべきポイントはエサの腐敗のスピードが冬と夏ではまったく異なる点ですこれは人間の食べ物と同じとお考え下さい。したがいまして廃棄する目安は出してから最長10時間~14時間くらいですが、これはあくまでも目安であり季節や室内の温度、湿度、飼い主のエサの内臓処理の技術によってもっと短くなり、エサの腐敗速度も飼育環境で大きく異なります。エサを置いたらすぐに食べる子もいれば、人の気配がある限り食べない事もいおりますので、エサが悪くなる事もギリギリまで許容した上で一定時間は置き餌にしないといけません。あまりに短時間で廃棄してしまうと「食べたかったのに食べられなかった」とう事も起こり、体重減少を招きます。廃棄のタイミングは難しいのですが、変に臭うようになったらすぐ廃棄するか、特に夏場は1日2回にわけてなるべく新鮮な状態で与えてください。フクロウの消化能力や細菌への耐性は人間が思うよりは高いのですが、悪いものを長期間与えることで病気になるという原理を忘れないようにお願いいたします。

2009-2022

​エサ。置き水は必須です

フクロウにも犬猫と同じように置き水は必須です。犬用のひっくり返らない形の水飲みをご用意ください。置き水を飲むことを覚えるまで時間がかかる子もいますので、飲んでいないようでも毎日、根気よく置き水を置いてください。そこで水浴びする事もあります。くれぐれも「フクロウは水はあまり飲まない生き物」という古い考え方は完全に間違っています。

重複しますが、置き水を飲むことを覚えるまでに時間がかかる子もいますので、毎日のエサを与える時も、適度に水をかけてエサ自体が十分に水分を含んでいる状態にしてください。※水のかけすぎは血液成分を薄めてしまうのでNGです。気を付けるポイントは、夏場はエサが乾燥しにくいのですが、冬は短時間でカラカラに乾くという点です。気づかずに干物のようなエサを与えていると脱水症状になって、さらにエサを食べなくなります。そしてよくわからないけど死んでしまった。という結末を迎えます。獣医に連れて行っても脱水しているかどうかは獣医ではわからない場合が多く、見当違いの薬を出されたり間違った治療をされたり、強制入院で結果、死んでしまうという事が本当によくあるのです。

ねこのすフクロウ自由放鳥、繋留していません_edited.jpg

2002-2022

​エサ。食べ残しOK。減らしてはダメ。エサの廃棄分は健康への投資です。

フクロウは、季節や日によってエサを食べ残すことがよくあります。「食べ残すから」という理由で与える量を減らしてしまう飼い主がおりますが、これは大きな間違いです。必ずいつも食べ残すくらい与えてください。

食べ残しOKです。不経済かもしれませんが、フクロウを健康に飼うためにはこれくらいの投資が必要なのです。

もったいないかもしれませんが食べ残しは捨てて、毎回、必ず規定量を与えてください。

エサを減らすことで起こる問題は、飼い主の感覚でエサを減らしていくと食べたい時に食べられないので次第にガリガリになり、病気になった場合、体力不足であっけなく死んでしまうことです。

フクロウは気難しい一面がありますので、食べ残した日は、たまたまペットの猫を見たり、お子さんが大騒ぎしたり、近所で工事があったという理由だけなのかもしれないのです。

 

これとは逆に毎回、完食がずっと続くといった場合はエサの量が足りていないという事を意味しています。

エサ代をなるべく安く済ませたいという方は、正直なところフクロウを飼うべきではありません。

当園は食べ残すくらいの量を、ずっと与え続けています。

その理由は以下になります。

空腹は狩猟本能を目覚めさせ、攻撃性を高めます

十分なエサを与えないと攻撃性が高まります。多頭飼育の場合、体格の小さなフクロウを攻撃して共食いをする場合もありますし、他のペットを攻撃して殺してしまったり、逆にやられてしまう事もあります。

フクロウを鷹と同じように考え「空腹にさせて調教する」という考え方は、一歩間違えば動物虐待でしかありませんので我々は反対です。

保存用に残しておきたい習性

個体差はありますがフクロウの習性上、たとえば獲物のエサが3羽、目の前にあった場合、1羽は巣に隠して(保存用に残す習性)、2羽だけ食べるという事もあります。つまり1羽は無駄になりますが、2羽をしっかり食べさせたいのであれば3羽与えなくてはいけないということになります

 

自分の好きな部分だけ食べる習性

またエサを前にして「自分の好きな部分だけ食べる」ということも良くやるので、エサをいつも丸ごと食べるのではなく、「エサをバラバラにして、食べたくない部分はそのまま放置」、この場合、食べ残しが多いように見えます。と、これくらい無駄が出るものなのです。

また、夏と冬では基礎代謝の問題で食べる量が異なります。夏は食が細くなり、冬のほうが多く食べますが、夏でもエアコンで寒い状況が続けばそれなりに食べます。

​知っていますか?腸内細菌のこと。

「食べ残しが多いから」という理由で、あれこれと違うエサを与えてみようとする人がおりますが、これも実は本当によくありません。我々の経験上、これをやった方はかなりの確率で不幸な結末を迎えます。

厳密に説明するとエサを頻繁に変えることで(素人さんが加工処理したエサはとても危険。エサによっては抗生物質まみれであることを知っていますか?)もともと整っていた腸内細菌バランスがあっという間に崩れてしまうことが問題なのです。

その結果、余計に食欲不振や体調不良を招いてしまい、ここで心配になった飼い主の多くは、私たちの忠告を無視して獣医に駆け込むのですが、獣医のほとんどはフクロウのことをよくわかっていないので、自然治癒力を無視した西洋医学的発想で投薬治療をやってしまいがちなのです。(基本、薬は毒です。ステロイド系や抗生物質も量がほんの少し多かったり、処方をわずかに間違うだけでフクロウにとっては猛毒になるのです)これでさらに腸内細菌バランスがめちゃくちゃになり、本当にあっけなく死んでしまうのです。(投薬後、水をやたら飲むようになったら、それは解毒しようとしているサインなので危ない場合が多い。)

このようなケースを私たちは何度も見てきました。

結論としてましては毎回、食べ残すくらい与えるのが正解です。最近あまり食べないからと言って焦ってはいけません。心配な時は必ずご相談ください。下手な獣医より我々はフクロウの事を知っています。

2016-2022

​エサ。ひよこ、かわいそう?※この記事には残酷な内容が含まれています。

もちろん生きたヒヨコではありません。冷凍ひよこの話です。「ひよこがかわいそう」というご意見もあるのですが、動物のエサとして流通しているひよこは、養鶏場で人間の食肉用に生産され、オスという理由だけで、廃棄、殺処分されたオスのひよこです。それを我々のような保護施設や動物園、ペット産業が買い取ってエサとして再利用しています。なぜオスのひよこが捨てられて殺されるか?という理由につきましては、オスはメスより肉付きが悪く、卵も産まないからという理由があるからです。こうして世界中で年間、何十億羽(もっとかもしれません)というオスのひよこが毎日、殺され捨てられています。ただ一つだけ救いがあるとすればひよこは呼吸器や生命力がまだ弱いため、わりと苦しまずすぐに死んでしまう事でしょうか…。

(窒素ガスで安楽死させている業者は良心的で、ひよこの品質も良好です)

つまりこれは人間が鶏肉を食べるからこそ、生まれた闇であり、この人間社会の闇を食べてくれるのがフクロウなのです。

フクロウが食べてくれなければ、オスのひよこは生まれてすぐゴミにされる産業廃棄物でしかなくなってしまうのです。と、考えて頂きますと、かわいそうという気持ちも変わられるかもしれません。 逆に、産業廃棄物でもなくエサの為だけに繁殖させられては大人になった頃、水没方式でじわじわ苦しんで殺される「うずら」のほうが残酷で可哀そうに思えます。(コストを惜しまず窒素ガスで安楽死させている業者は良心的です。)

2008-2022

​エサ。乾燥させると死にます。(再)

フクロウは置き水を飲むことを覚えるまでに時間がかかる子もいますので、毎日のエサ(内臓処理した餌)を与える時も、適度に水をかけてエサ自体が十分に水分を含んでいる状態にしてください。※水のかけすぎは血液成分を薄めてしまうのでNGです。気を付けるポイントは、夏場はエサが乾燥しにくいのですが、冬は短時間でカラカラに乾くという点です。気づかずに干物のようなエサを与えていると次第に脱水症状になって、さらにエサを食べなくなります。そしてよくわからないけど死んでしまった。という結末を迎えます。獣医に連れて行っても脱水しているかどうかは獣医ではわからない場合も多く、見当違いの薬を出されたり、間違った治療をされて死んでしまうという事が本当によくあるのです。

2016-2022

​飼育環境。止まり木には絶対に人工芝をつけてください。

止まり木には人工芝を必ずつけてください。

バンブルフットは細菌感染よりも「床ずれ」から来ます。

フクロウや鳥類のバンブルフット(趾瘤症)の原因は長らく不明、もしくはフンで汚れた止まり木や床が原因の細菌感染とされてきましたが、我々の研究の結果、バンブルフットの多くは細菌感染よりも、堅い止まり木による床ずれの原理であることが判明しました。

バンブルフットは床の汚れと細菌感染から来るものだと思ってしまうと(実際、そのように書いてある文献や記事が多いのが問題)多くの人は、つるつるして掃除のしやすそうな止まり木を選んでしまい、人工芝は汚れやいすい、細菌の温床だからいらない、などと考えてしまう人が出るのですが、これが大きな間違いです。

バンブルフットがどのように起こるか?ですが、それは堅い止まり木に長時間つかまっていることで、皮膚が硬くなり、かさぶたができ、床ずれになり、ひび割れのように足裏が割れて出血します。そこから細菌が侵入するという流れです。

細菌、ブドウ球菌がいきなり皮膚から浸透するわけではありません。

もしも人間も、堅い木のベッドで布団が無い状態でずっと寝て過ごせば、床ずれになって出血するのと同じ原理です。だから必ず人工芝を巻いてください。

(人工芝はダイソーなどで購入して、結束バンドできつく巻きます)

人工芝が衛生的に汚いと思われる方は、毎日、拭き掃除をするか、月に一回、人工芝を交換すればよいのです。

人工芝を巻かず、止まり木を毎回、洗うという方もいらっしゃいますが、それをすると結果的にバンブルフットになりやすく、生乾きの木のほうが細菌も繁殖しやすいのです。バンブルフットになった子でも、人工芝に変えてしばらくすると自然なマッサージ効果でバンブルフットが自然に完治することがよくあります。

考えてみれば、「フクロウも冷たくて堅い木で一生過ごせ」というのは地獄ではないでしょうか?

ちなみに野生の木々は生きていますので雪に埋まっても木の周りの雪を溶かすほどの熱量があります。冬でもそこまで冷たくはないのです。そして木の皮はごつごつしていて自然なマッサージ効果があります。これが野生の鳥ではなかなかバンブルフットが見られないという理由なのです。自然の力は偉大です。

2005-2022

​獣医。行ってもほとんど治りません

※これはすべての獣医を批判しているわけでもなく、偏見で言っているわけでもなく、職業柄、実際に色々な獣医に足を運び、累計、何百万円という医療費を払い「 統計的にそうだった 」という事実と実体験に基づいてお話ししております。

「信じるか信じないかはあなた次第」

犬猫と違ってフクロウにおいては飼い主が獣医に行って嫌な思いをして、結果、助からないという事がよくあります。

なぜなら鳥類、エキゾチックアニマルの獣医は、犬猫ほどの競争が無いため接客面でも磨かれておらず、上から目線の殿様商売が未だにまかり通っているからです。

また、特にフクロウにおいては獣医に行って嫌な思いをしたという方が後を絶ちません。もともと診れる獣医が少ないので、当日診察の場合、だいたいどこも混んでいて予約が取れない事もよくあります。

と言うと「それはトリアージだ」と一般人が聞いたことのない言葉を使って反論してくる獣医関係者がおりますが、トリアージ以前に、あなた方の礼儀作法に問題があると言いたいのです。

その点、犬猫の獣医のほうが競争が激しく(レッドオーシャン)なので技術や接客面でもレベルの高い所が多いのですが、犬猫の獣医に行く感覚で、鳥類、エキゾチックアニマルの獣医に行くと世界観がまったく違うのでご注意ください。

さらにフクロウにおいては、飼い方に派閥意識のような悪しき風潮が未だに存在しており、それに囚われている獣医も多くおりますため、違う派閥から来た人を見下したり、攻撃したりする風潮があるのも事実です

弊社は今現在、「信用できる」と思える、犬、猫、鳥類、20軒ほどの獣医と提携していますが、これらの獣医に絞り込むまで、この3倍の獣医に行きました。(つまり全国で60件以上はハシゴしたので結構な統計結果を持つに至りました。)

しかしフクロウに関しては、どこの獣医も経験や医療データが少なすぎて、インコや小動物、犬猫のことはよくわかるけど「フクロウの事は本当はよくわからない」といった状態なのです。

ちなみに鳥類では最高の権威と呼ばれている都内の獣医や、猛禽専門を謳っている獣医でも何もできずに終わることも本当によくあります。

 

※ちなみ都内のFは論外、絶対にお勧めしません、あの低評価がまさに真実です。また鳥類界隈で権威と呼ばれる獣医Lもフクロウにおいては実に???です。 この獣医Lは昔はまだ謙虚でマシな男の印象でしたが5年ぶりにスタッフに行かせたら猛禽業界にスレてしまったのか?はたまたお殿様になって機嫌が悪かったのか?以前よりかなり横柄になっていて驚きました。5年ぶりの診療では、出した薬の成分を書かず意図的に非公開、それは他の獣医に成分表を見せられたり、民間人に検証されたり突っ込まれてメンツを損なうのが嫌なのかもしれませんし、実は自信がないのかもしれません。ちなみに我々もこの獣医Lでは結局、3戦3敗。うち1羽は入院後に死亡、1羽は手術中に死亡、1羽は投薬ミスにより様態が悪化したため、別の獣医に行って継続治療中。ここだけで累計30万円以上は一瞬で水の泡となり、もちろん命も帰ってはきません。

他にも多数、ここに行った患者の話を聞きましたが結果ダメダメであり、結局、我々もこの獣医Lは一切、使わなくなりました

と、このように、フクロウの場合、獣医を3軒回れば、3軒とも違う診断結果になるという事が本当によくあるのです。(犬猫でもありますが、)獣医自身もフクロウに関しては獣医学部を卒業してもフクロウ専門で勉強したというわけではないので正直どこの獣医も大差ありません。

つまり獣医が免許を取得してから社会に出て、どれだけ勉強を続けているかが?大きな鍵になります、とにかく動物医療とは知識と経験、そしてなによりも獣医本人の洞察力やセンス(動物の心を読む第六感のような感覚)が問われる世界なのです。

さらにフクロウにおいては獣医自身がフクロウを飼ったことが無いケースがほとんどで診療経験も極端に少ないため、獣医自身も他の動物や鳥類の症例に当てはめて推測で考えるしかなく、実はよくわからないという獣医も多いのです。(猛禽関係で「信用できる」と思えるのは北海道のあの獣医くらいでしょうか)

ですのでフクロウが病気になった場合、結論から言いますとほとんど医療では助かりません。

我々の統計上、獣医に行って外傷以外の病気を完治できる確率は20%~30%以下とかなり低い数字になります

特に内臓系の病気で手術した場合はもっと生還率が下がります。逆に目に見える怪我(外傷)の場合はどこの獣医でも治せることが多いのですが、これは外傷は内臓の病気より分かりやすいからです。つまりフクロウの場合、内臓系の病気になると獣医に行っても原因が特定できずに助からない事がほとんどなので、まずは病気にさせない事が一番大切です。

ワラをもつかむ思いで獣医に行ったのに、飼い方が悪いとか、エサが悪いとか飼い主に責任転嫁され、飼い主が逆にお説教されることが本当によくある世界なので、獣医選びは口コミサイトやGoogle評価をよく読み、とにかく慎重に行ってください。(急病でも駆け込みしないように事前に獣医を選別しておいてください)

このような業界背景もございますため、「困ったら獣医に頼る」という考えは捨てて、根本的に医者にかからない飼い方をマスターする事こそがフクロウのためであり、飼い主様のためになります。病気にさせないための要点は、このページに書き記してございますので、お手数ですが記事をよくお読みいただけますと幸いです。

逆にフクロウの事を本気で研究、勉強したいという獣医がいたら「膨大な数のフクロウをタダで研究、勉強させてやるから連絡してこい」と言いたいところですが、そんな気骨ある民間の獣医が果たして今の日本にいるかどうかはわかりません。

2006-2022

​飼育環境。ケージで飼うか?つないで飼うか?

自由放鳥のすすめ。

結論から申し上げますと、当園はケージで飼うことをお勧めしております。大型の場合は特大ケージを作るか、部屋を丸ごと改造して放鳥飼育をお勧めします。フクロウの足を紐でつないで飼うことを係留、繋留(けいりゅう)と呼びますが、そもそもフクロウをつないで飼う歴史は100年あるかないかであり、つなぐ飼い方は、もともとは鷹をつないで飼う流れ(鷹匠の概念)を人間がフクロウに無理やり当てはめたものです。鷹を飼う歴史は1000年以上ありますが、フクロウと鷹はそもそも近縁種ですらありませんし、生態も大きく異なります。しかしなぜかフクロウもデフォルト設定のように「猛禽類という、くくり」で同じ扱いにされ「フクロウはつないで飼うことが当たり前」というような固定概念が日本には根付いております。しかし私たちはフクロウをつないで飼うことにずっと疑問を持っており、6年前ほど前から段階的に放鳥飼育とケージ飼いを実践してきました。結果、放鳥したほうがフクロウが伸び伸び生き、個性豊かにフクロウらしく生きられる事がわかりました。当たり前といえば当たり前の話ですが、仲間同士好きに遊んだり、水浴びしたり、エサを自由に食べたりします。慣れれば紐が無い状態でも手載せもできるのです。

デメリットとして、「管理し辛い」という意見がありますが、その場合は、足に専用のアンクレットだけつけて、必要な時だけに手に据えればよいのです。これで爪切りも行えますし、一緒にお散歩も可能です。(詳しくは譲渡の際にサポートいたします)反対意見として、ケージ飼いで事故が起こらないか?羽が挟まったりしないか?ストレスではないか?という意見もございますが、つないで飼うことによる、足のうっ血事故。アンクレットの摩擦で足の骨が見えるほど肉がえぐれる事故、紐のからまりや宙づり死亡事故などのリスクから考えると、つながずにケージで飼ったほうが事故のリスクは圧倒的に低くなります。「ケージ飼いはストレスではないか?」という意見もありますが、足をつながれて動けないほうがストレスで個性を失いますし、羽を広げられる適度な大きさのケージであれば、そこが巣であり縄張りになりますので逆に落ち着きます。もちろん、ずっとケージに入れっぱなしにするのではなく、犬の散歩やインコと同じように、適度に出して遊ばせてあげればよいのです。

そもそもフクロウは待ち伏せ型のため、長距離を飛び回るタイプの鳥類ではありません。床をトコトコと歩くこともありますし、止まり木にいる時間のほうが長い生き物です。

2007-2022

​飼育環境。ケージで飼うか?つないで飼うか?その2

​フクロウの飼い方にはいろいろな考え方があります。犬のように連れて歩きたい方は鷹の調教の概念でつないでしまえば、フクロウは個性を失い、一見、大人しく従うようになります。しかし犬ではないので、それはフクロウ本来の姿ではありません。つまりフクロウ本来の姿を引き出して観賞的に飼うか?人間都合で飼うか?という選択にはなりますが、どちらを選ばれるか?はやはり飼い主様次第です。

ただし、放鳥飼育やケージ飼いの場合、本能が目覚め、やんちゃになって人間を蹴って来ることもありますが、フクロウにも感情と知恵がありますので、長く付き合えば付き合うほど人間の心もかわるようになりますし、ある程度の信頼関係を構築することもできます

ただどうしても犬猫のようなふれあい型の生き物ではありませんので、爬虫類くらいの距離感を持って気長に飼える方が向いていると思います。「慣れるが懐かない」ということをご理解いただき、森の神様を祀る気持ちで飼っていただけると幸いです。

1996-2022

​フクロウ知識。結局、何年生きるの?

​フクロウはペットとして飼われ出した歴史がとても浅いため、実はまだまだ確証性の高い平均的な統計データがありません。ただし、だいたいわかっている事は、小型が12年~20年、中型が12年~30年、大型が20年~40年と、このあたりである事は間違いありませんが、逆に飼育下で早死にさせてしまう割合もとても多い生き物です。つまり、うまく飼う事さえできれば長生きな動物であることに間違いありませんが、情報不足でうまく飼えない方が多いのです。当園では大型30歳越えや中型以上の20歳越えはわりと普通にあり、海外ではおじいちゃんの代から飼っているユーラシアワシミミズクの話もありますので、最長寿記録を作るのは皆さまです。ただしフクロウの病気のほとんどは人間と同じく、食事と生活習慣から来ますので、エサの内臓処理方法や与えてから腐敗するまでの時間管理をもっと研究して精度を上げれば、寿命はもっと伸びると考えております。

2014-2022

​エサ。解凍に電子レンジは絶対NG。早死にさせます。

​フクロウのエサは多くの場合、冷凍されたエサを解凍して与えることとなりますが、解凍する際に電子レンジは絶対に使用しないでください。諸説ありますがビタミンなど栄養成分が大幅に減少することは事実であり、味も変わってしまいます。電子レンジを長期使用すると、栄養不足を招いて病気を誘発する可能性が高まります。では、どのように解凍するのがベストなのか?という話になるのですが、一番良い方法は、エサを前の晩から冷蔵庫(れいぞうこ)に入れて12時間以上かけてゆっくり解凍する方法です。これは高級飲食店の肉や魚の解凍に用いられている方法ですが、結論としてこの方法が味と栄養を損なわずに解凍できる一番の方法となります。

2010-2022

​エサ。何日も食べてくれません。どうすればよいでしょうか?

エサを食べない​原因はだいたい2つです。

1・環境が落ち着かない。

2・ふくろうが脱水症状になっている。

まず1(環境が落ち着かない)の対処法ですが、段ボールを切って、ケージを全面目隠しします。つないで飼っている方は、足紐をはずしてケージや段ボールハウスに入れてください。目隠しはタオルでも良いですが、なぜか段ボールのほうが効果がありました。(ただし通気口は維持してサウナにならないように注意してください)四面と天井、つまりすべての面に目隠しをして「エサしか見えない」という状況を作ってあげれば、かなりの確率でエサを食べてくれるようになります。真っ暗でもフクロウは大丈夫です。これでも食べない場合は、移動や興奮が続き、脱水している可能があります。

それでは次に、2(脱水症状)の対処法ですが、ペットボトルのキャップに水を入れ、上くちばしにひっかけて少しずつでも良いので水を飲ませてください。(譲渡の際にご説明した水差しでもOKです)脱水して喉がカラカラの状態になると、おなかが減っていてもエサを食べなくなります。それではなぜ脱水したのか?を考えてみましょう。・炎天下の中、手に載せてお散歩させた。・放鳥時、運動させすぎて水分補給を怠ってしまった。・エサに水分を含ませるのが足りず干物のようなエサを与え続けていた・環境が変わって数日間エサを食べていなかった。概ねこれらが脱水する原因となりますので、今一度、気を付けてみてください。

参考までに、脱水している時は起きている時でも目を閉じている時間が長くなります。

※ただし給水の際、霧吹きを使うことはおすすめしていません。なぜなら霧吹きは拡散範囲が広いので体の余計な部分を濡らしてしまう場合や、逆に水の噴射をストレートに調整すると気管に直撃させる場合があるからです。特に具合の悪い子は濡れた際、気化熱から体温が下がるので余計に具合が悪くなってしまいます。

「エサを食べなくなった」は、お引越し後、実は一番よくあるお悩み相談です。

なぜならフクロウは犬猫よりも環境の変化にとても敏感で、何かの波動を強く感じ取っている生き物だからなのです。

お部屋にある「ほんの些細な何かの原因」が食べない理由だったりします。

安易に獣医に駆け込むのは逆にとてもリスクがあります、焦らず、まずはご相談を。

2015-2022

​エサ。ドックフードを与えていた方がフクロウを死亡させました。それはペリットが出せないからです。

昔、我々がお話したお客様の中に、小型フクロウがドックフードを食べるので、お湯でふやかして与えていたら、数か月後に原因不明で死にましたという方がいらっしゃいました。この件を考察しますと、結論はこうなります。​​

1・ドックフードそれのみ、または、メインの食事にして与え続けた場合、凝固剤や添加物の副作用があった可能性は否めません。またドックフードではフクロウに必要な新鮮な血液成分からしか取れない栄養が取れず、腸内細菌バランスも崩れるため、栄養不足で死亡してしまったと考えられます。

2・次に我々が考える一番の理由は、ドックフードにはペリットになる材料が入っていないことです。結果、ペリットが出せず、気道や胃腸の掃除ができず、病気を誘発して死亡してしまったとも考えられます。

ペリットを作るには動物の羽や骨が必要です。その点、ひよこの羽はペリットの材料としては柔らかく一回の食事で与えられる量もベストであると考えます​うずらをメインで与えている方がフクロウを死亡させてしまう理由の一つは、エサに加工(内臓処理)する際、骨や羽を取りすぎてしまう事です。(うずらをさばく際、皮ごと剥ぐ事を教えている所がありますが、それをすると羽がすべて無くなり、ペリットの材料も骨しか無くなります。これは自然界ではありえない事です。つまり人間が食べるお肉並みに加工してはいけないのです。)フクロウのペリットについては、どんな物か気になる方は検索して調べてみてください。ペリットを出すことは自然の摂理であり健康のバロメーターなのです。

2005-2022

​(裏話)猛禽ペット業界の裏側と悪徳獣医。可哀そうなのは動物たち。

フクロウを含む猛禽の業界は犬猫の世界とは違って、かなり狭い派閥で構成されている特殊な業界です。獣医も含め、犬猫ではあり得ないほど「どこで買ったか?」を気にする業界です。

猛禽のペットショップやブリーダー、鷹の調教の派閥ごとに特殊な宗教に近い空気がある事も事実で、それぞれの派閥ごとに排他的なコミュニティも形成されています。

何も知らない方が特定のショップ、ブリーダーからフクロウ買い、そこにメンテナンスだなんだと通っているうちに、いつの間にか他店を批判する信者のように変わってしまうこともしばしばあります。

 

もともと猛禽ペットの業界は、鷹の調教の世界からフクロウもその中に取り込まれる形で、戦後、高度経済成長期以降に海外からの輸入(または違法輸入)をベースに産業が育ちました。

鷹匠の世界は師弟関係が基盤になっているため、悪い意味での体育会系、タテ社会感覚の人間が先人には多く、ライバル業者は敵といった感覚や、コミュニティごとの同調圧力的なものも脈々と受け継がれております。

中には密輸をしている業者も本当に存在しているため、そっち系のブリーダーやペット販売店は自分のところの客を「取った取られた」という感覚の人間も多く、ライバル店や自分の派閥以外から来た人を見下したり、飼い方について恣意的に批難することが必然的に起こりやすい業界なのです。

さらにタチが悪いのは、特定の獣医も、猛禽のブリーダーやペットショップと連携していて各派閥を構成している点です。(ライバル店や他の獣医の事を悪く言って自院に引き込むか、責任逃れする。仲間にならないなら追い出すといった感じのことは日常茶飯事で行われています。また猛禽系のエキゾチックアニマルは違法輸入も多いため、その隠蔽工作に獣医が加担しているうちに派閥化するという裏事情もあるのです。)

ただしこれは猛禽業界に限らず、犬猫業界も、多くの獣医とブリーダー(ペットショップ)は、実は莫大な利益供与関係があり、相互依存、蜜月の仲になっていることが多いため、これが日本のペット産業の闇、殺処分問題をさらに深くしているのです。

つまり、この派閥構造があるがゆえに、特定の獣医に行って「ざんざんに飼い方を注意された、買ったお店の事を悪く言われた」という、罪なき飼い主様が多発することになるのです。ですので獣医の見分け方としましては、総合評価が低く、良い、悪い、の評価が極端に2極化している獣医は、そっち系と見るべきでしょう。

ここを読まれて勉強した方が、そっち系のペットショップやブリーダーの所へ行ったり、特定の派閥に属している獣医に行ったりすれば、ここで得た知識を否定してくることがあるかもしれません。

もちろん一般の方には、どの獣医が誰の仲間で、どこのショップが脱税、密輸しているかなどは見えないので、知らず知らずに獣医という権威に盲従してしまい、悪に加担してしまっていることもあります。

犬猫のペット産業にも闇があるように、猛禽のペット産業、動物の種類ごとに闇構造があるのが日本の現実です。私たちはその現実を間近で見てきたからこそ動物保護に回りました。

 

ですので私たちは当園から里親になっていただいた方を、そのような世界から守りたいという気持ちが強くございますし、もちろん、家族であった動物やフクロウたちも守りたいという気持ちがございます。

ゆえにフクロウを健康に飼う方法をマスターしてきただき、嘘に惑わされず、病院にかかるようなことはなるべく避けて頂きたいのです。

と、これくらい「足のひっぱりあいが多い業界だ」という話は、なんと、あの動物愛護センターの行政担当者も言っていた事なのです。

動物愛護センターにはペットショップやブリーダーへの苦情もたくさん通報されます、しかしそれを通報してくる人の多くは、他店のペットショップの関係者なんだよね…、、ということなのです。我々も実感してきたことですが、ペット産業には動物のことを考えているようで、いかに私利私欲で動いている人間が多いかを、行政担当者の話が物語っております。本当に可哀そうなのは、心無い人たちに利用されている動物達なのではないでしょうか。

2018-2022

​エサ。プロテインを混ぜるのはやめましょう。まだまだ安全面の確証性がありません。

フクロウのエサに人間のプロテイン系のものを混ぜるのはどうですか?という質問がありましたが、結論から申し上げますと、我々は使いません。なぜなら安全面の確証性が無いからです。プロテインはたしかにタンパク質の粉であり、肉食のフクロウにも原理的には使えそうなのですが、最新の研究では添加物の副作用で人間の腎臓にもかなりの負担をかけていることがわかっています。もちろん鳥にも腎臓の病気があります。プロテインはあくまでも人工的な化合物です、悪い添加物や人工甘味料が入っているものも多数あります。つまりそれはフクロウにも絶対に悪いと考えた方がよろしいでしょう。フクロウに与えてよいものは基本的には自然のもの、無添加のものです。動物は人間よりも添加物に敏感なのです。得体の知れない添加物は内臓にダメージを与え、腸内細菌バランスをあっという間に破壊します、それが結果的に死を招くのです。プロテインの是非については、売りたい側は「副作用は無い」と唱え、利害関係の無い側は「副作用あり」と唱えます。世の中の情報には必ずベクトルがかかっています。我々のベクトルはフクロウを健康に長生きさせる事です。

2005-2022

​エサ。食る量が少ない。

食べ残しが多い。

​↓

​※ネクトン系のサプリは、混ぜすぎると味が変わって余計に食べなくなります。

フクロウは味覚が敏感です。

 

変な味がするものや、食べ馴れていないものを避けます。

飼い主によっては健康のためを思って、鳥用のサプリメントをエサにふりかけたり、混ぜてしまう場合がありますが、これをやると味が変わるので、フクロウによっては食べ残すようになります。

つまり飼い主の(良かれ)で作ったエサが、とても不味いのです。

特にネクトン系のサプリは酸化しやすいので、ウソだと思ったら一度ペロリと舐めてみてください。開封から時間が経ったものほど実に不味いです。

あと小型になるほど、落ち着ける環境がないと食べ残しますので、目隠しをちゃんと作ってあげてください。

冬場でも食べ残しが多かったり、食が細い場合は環境的要因がかなり多いケースが多いので、このままでは春まで体力が持ちません。

食べ残しが多いからと言ってエサを減らすのは間違いです。食べ残すからと言って、エサの量を減らしていくと本当にふくろうを短命にしてしまいます。

フクロウもほんとうはエサを食べたいけど、食べたくなくなるような原因が他にあるのです。

 

ネクトンBIOはそれなりに効果がありますが、水に溶かして都度ごとに与えるのがベストですので、エサに直接ふりかけるのはお勧めしません。

困った場合はサポートメールまでご相談を。

2009-2022

​小型に多い、目の病気、肝臓の病気はビタミンA不足です。

霜降り和牛がどのようにして霜降りに肉になるかご存じですか?

実は成長のある段階でエサからある栄養素ビタミンAを屠殺されるまで抜かれ続けると肉に脂肪が入って霜降りになります。これが霜降り肉の原理です。そして霜降り和牛の多くが屠殺される段階で白内障や肝臓の病気になっていることはご存じですか?

これは動物愛護団体系の偏った情報ではなく、実際、屠殺場で10年働いた方が、その目で牛を解体しながら見てきたリアルな情報なので、実に信憑性があります。

小型フクロウは統計的に白内障や肝臓の病気になりやすいのですが、それには霜降り和牛と同じ原理がある事に我々は気がつきました。

小型は、大型や中型と違ってエサを丸呑みしない事が多いため、長期的に見て栄養が慢性的に偏りやすい点に着目ください。

つまりエサそれぞれのビタミン構造を理解しないで、何となくエサを与えて続けておりますと、フクロウはいつの間にか霜降り和牛と同じ道を辿ることになります。つまり、いつの間にか霜降りフクロウに。

 

逆にビタミンAに着目して、その栄養をちゃんと与える続けると、目や肝臓系の病気の子でも1年くらいかけて治ることがあるのです。

ですので獣医を妄信して、薬を用いて一時的な対処療法を行っても、薬の副反応で悪化させ、結局のところ栄養不足で死んでしまうことがよくお分かりいただけると思います。

ですのでビタミンAが入った、無添加のレバーパウダーをヒヨコに合わせますと非常に効果的ですので我々はこれを栄養補助では特にお勧めしております。長生きの秘訣はビタミンA。

別にサプリを売るつもりで言っているのではありません。

レバーパウダーはアマゾンや楽天で無添加のものをお買い求めください。

ただし、ふりかけすぎると味が変わって餌を食べなくなりますので、適量を。

2009-2022

「犬や猫のように、いろいろなエサを食べさせたい」

ちょっと待て、違うんです。それは、けっこう危ないです。

飼っているフクロウに「犬や猫のように、いろいろなエサやおやつを食べさせたい」と思う方がいらっしゃいます。

「最近なんだか食が細いから…」と言って、いつもと違うエサを与えてみようとする方もいらっしゃいます。

しかし、その優しいお気持ちはとてもわかるのですが、フクロウのことを犬や猫と一緒に考えてはいけません。その考え方は、とても危ないのです。

たとえば今日はカレーで明日はハンバーグのように、「今日はマウスで、明日はうずら、あさってはミルワームで、その次はヒヨコ」のように献立をバリエーション豊かにすると、なんだかお母さんの気持ちになって、良いことをしている気分になるかもしれませんが、フクロウの食事を犬猫や、人間の食文化に当てはめて考えてはいけません。

フクロウにしてみれば、それは「お母さんやめてくれ」になっている場合が、往々にしてございます。

​なぜなら四つ足の生き物と、鳥類、フクロウでは消化器官や腸内細菌のバランス構造がまったく異なるので、いろいろエサが変わったり、内臓処理がちゃんとされていないエサを与えたりすると、あっという間に腸内フローラ、腸内細菌のバランスも崩れて行きます。

特にフクロウの腸内細菌のバランスはライチョウのごとく繊細なのです。

結論から言いましょう。

飼い主の勝手な「良かれ」で、色々エサを変えすぎますと、我々の経験上、遠からず必ず体調不良を招きます。なぜなら(生)肉食のフクロウは腸内細菌のバランスがとても崩れやすいからです。

人間と違い、生肉や生き血を食べているフクロウは、腸内細菌がうまく機能しているからこそ生肉でも、生き血でも食べられるわけでありまして、一旦、腸内細菌バランスが崩れてしまうと、それを効率よく消化ができなくなっていきます。

「いいですか、野生の獲物と違って、人間がペットのエサ用に養殖したウズラやマウスは早く太らせるために、ホルモン剤や抗生物質入りの人工飼料が使われていることがあってだね、その結果、変な薬物が体内に残留していることがあるんだよ!

それを生で食べさせるとどうなるかは、腸内細菌の立場になって考えてみればわかるよ!」

腸内細菌、フクロウ_梟.jpg

こうして体調不良になった状態を獣医に見せても、獣医ではほぼ原因がわかりません。鳥関係では一番詳しいとされている獣医でもです。

不安になって獣医に行くと、とりあえず血液検査されて、何かの数値が変だからと、とりあえず薬という「毒」を渡さます。(くすりはリスク、という言葉の理由を調べてみて下さい。)

何も知らない心優しい飼い主さんは、獣医の言うことを頭から信じてしまいますので、その毒、いや、薬を真面目に飲ませ続けます。

そしてフクロウは余計に腸内細菌バランスが崩れて、ものの1,2週間でだんだん弱って死んでしまいます。※フクロウは想像以上に薬物耐性がありません。

フクロウがやたら水を飲んだり、吐いたりしているのに「これは何かの病気だ、獣医さんの言う通りだ」と思ってまじめに薬を飲ませ続けて殺してしまうのです。

でも死因は分からずじまいとされるか、もとの飼い方が悪い、もっと早く来れば助けてやれた、などと責任転嫁されることもあります。

今の日本では、獣医が医療ミスの責任を取る法律はありませんので、何が起こっても、飼い主さんは泣き寝入りになります。

我々は、このパターンにハマって悲しい結末を迎えた人を何人も見てきました。